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着ぐるみの「中の人」が熱中症で死亡

●着ぐるみの「中の人」が熱中症で死亡

キャラクター評論家「ろばと でにろう」です

着ぐるみ「中の人」(28歳のアルバイト男性)が熱中症で死亡するという、痛ましい事件がありました。

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事件が起きたのは、大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」

「ひらかたパーク」は国内最古の遊園地として知られ、近年はブラックマヨネーズの小杉竜一さんが『ひらパー兄さん』を、V6の岡田准一さんが『超ひらパー兄さん』として関わっている影響で、昨年は130万人を超える来場者数を記録しています。

男性が入っていたのは、パークのマスコットキャラクター「ノームのなかまたち」の「トランプ」で、着ぐるみの総重量は15キロありました。
ひらかたパークのマスコットキャラクター「ノームのなかまたち」の「トランプ」

一般の感覚なら、酷暑の真夏に、熱気の逃げ場の無い着ぐるみの中に入って演じるなんてことは正気の沙汰ではないと考えるのが普通でしょう。

しかし、そうしたパフォーマンスに夢をかけている人たちには、無謀とわかっていても乗り越えたい、やり遂げたいと思って無理をします。

なので本来なら、周りが無理をさせない体制を敷いていないといけないのですが、体調不良を訴えるのがはばかられる雰囲気だったかもしれません。

そもそも着ぐるみ活動中は、中の人は”夢を壊す”ということで、声を出すとか、ヘッドを取るという行為が暗黙のルールでNGとなっています。

今回の男性は、当日、当初から体調が悪かったということも言われています。

こうしたいろいろ要因がありますが、いずれにせよ今回の不幸な結果を、たまたま起きてしまったと安易に捉えるのではなく、いろんな方面から考えて事故を回避できる対策を立てていただきたいと切に思います。

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キャラクター評論家 ろばと でにろう

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