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動物と子役には敵わない例 – その2 – ウォークマン聴き「瞑想」の猿のチョロ松

前回、クラレ社の『クラレちゃん』についてお話しました。
クラレのCMにより、『クラレちゃん』を演じている南米アンデス地方に生息するラクダ科の動物であるアルパカに注目が集まっているというお話。
実はこうした例は珍しいものではなく、昔からの”王道”なのです。
今回取り上げるのは、初代チョロ松。
名前を言われてもわからない方が多いと思いますが、
この写真を見れば、30歳くらいより上の世代の方は思い出すのではないでしょうか?
walkman_saru.jpg
ソニーのウォークマンのCMで、ウォークマンを聴いて瞑想していたあのお猿さんです。
セリフが無く(当たり前か(苦笑))
『音の良さに聞き入ってしまう。』
という商品の良さが伝わる見事な作品(CM)でした。
『とりあえず動物を出しておけばいいだろう。』
『動物の可愛らしさだけでイケるだろう。』
こうした安易な姿勢で制作してもダメなのだよ!
ということがこうした成功例から読み取れるのです。