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機動戦士ガンダムも無料戦略で海賊版を駆逐する

●機動戦士ガンダムも無料戦略で海賊版を駆逐する

キャラクター評論家「ろばと でにろう」です

以前、人気漫画「ブラックジャックによろしく」が著作権を解放して、2次利用を無料にしたということをお伝えしました。

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この目的のひとつに、
「本物を知ってもらって、海賊版(違法コピーもの)を駆逐する。」
というのがあります。

この、「本物を知ってもらって、海賊版を駆逐する。」という試みは、実は他のキャラクターでも見られます。

「機動戦士ガンダム」をコンテンツとして持つバンダイ(バンダイナムコHD傘下)が昨年、公式サイトで「機動戦士ガンダム」の最新テレビシリーズ「ガンダムAGE」を無料配信しました。

ガンダムAGE
ガンダムAGE

この「本物」の効果で、無料配信は60カ国以上からアクセスを集め、現在視聴者はすでに延べ4,500万人を突破しています(2012年9月末現在)。

そして同時に、今年4月からは中国の通販サイト「淘宝(タオバオ)」で「ガンプラ」を売り出したほか、香港では直販サイト「プレミアムバンダイ」も開設し、正規商品を購入できる販路の確保にも着手しています。

まだまだ課題は多いでしょうが、ぜひキャラクタービジネスの海外展開のビジネスモデルを構築していただきたいと思っています。

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キャラクター評論家 ろばと でにろう

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