キャラクター専門家

●北海道長万部町の公式キャラクター『まんべくん』が活動再開
キャラクター評論家「ろばと でにろう」です。
先日、ツイッター上で「舌禍事件」を起こして、活動を自粛していた、北海道長万部町の公式キャラクター『まんべくん』が、この程活動再開の記者会見を開きました。

白井捷一町長と会見に臨んだ『まんべくん』は、大きな頭を下げ一言。
「本当にすまんべ」（笑）
『まんべくん』は2003年に、長万部町の特産であるカニやアヤメなどを組み合わせた姿をして誕生しました。
その後ツイッターでは、自由奔放な言動で人気となり、活動自粛時には、フォロワー数が約93,000人となっていました。
しかし今夏、その奔放さが災いして（？）第二次大戦を巡るつぶやきが批判を浴びてツイッターが閉鎖され、着ぐるみも出演を控えていました。
今回の復帰後も、ツイッターの再開は未だ見送り、活動もイベントへの出演やキャラクターの商標使用と限定しています。
元々、問題となったツイートは、2010年10月から、町の許可を得て『まんべくん』のツイッターを管理していたウェブサイト制作会社の役員の「個人的な意見」なのですが、しかし対外的には、ソレは通りませんよね。
現在長万部町は、その運営会者の使用許可は撤回しましたが、こういったこと、つまり、そのキャラクターの方向性というのは、そのキャラクターに関わる全てに徹底させないといけないということは、今後の他のキャラクターを管理・運営している関係各所に戒めになってくれれば良いと思います。