●水戸黄門が42年の歴史に幕。
キャラクター評論家「ろばと でにろう」です。
TBSテレビの時代劇『水戸黄門』が、12月19日の放送で、42年の歴史に幕を降ろします。
水戸黄門は、毎週必ず放送していたわけではなく、数ヶ月単位を第何部として、これまで第43部まで続けてきました。
毎週の番組ではなかったにせよ、42年間も繰り返し続いてきたことは、やはり特筆に値しますよね。
これまで、”主役”の黄門様こと、水戸光圀公を演じてきたのは、順に、東野英治郎さん、西村晃さん、佐野浅夫さん、石坂浩二さん、里見浩太朗さんの5人です。
この中でワタクシが一番印象深い、というか、一番”黄門様”のイメージに合っていると思っているのは、やはり初代黄門様の、東野英治郎さんですね。
水戸黄門と言ったら、東野英治郎さんの、アノ「かっ、かっ、かっ」という笑い声のイメージだという方が少なくないことでしょう。
42年も続いた番組ということなので、黄門様を始めとした、水戸光圀様ご一行の面々は、それはもう立派なキャラクターとして扱っても構わないと思っています。
事実、「黄門ちゃま」なんていう、キャラクターも登場していますしね(笑)
それにしても、この水戸黄門が終わってしまったという事で、時代劇というジャンルが、いよいよ風前の灯になってしまったというのが、少し寂しい気がしています。