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いまどきのキャラクターライセンスの提供に対する考え方

今どきのキャラクタービジネスや、それに関するライセンスビジネスについてのお話を、これから何回かに分けて不定期ですがお話していきたいと思います。
今回は、アニメを主としたキャラクターと、それに関するライセンスビジネスというお話です。
主にアジア圏で横行している、いわゆる海賊版や、違法な無料動画サイトというのは、コンテンツビジネスを行っている企業にとっては本当にアタマの痛い、腹立だしい現状となっています。
こうした現状に対して、少し前までは、自前のキャラクターを許可無く使用させるなんて言語道断という風潮でしたが、最近はその風潮がいささか変わってきています。
どういうことかと言うと、アニメ製作会社が自社のキャラクターのライセンスを一般に開放し、商品等に使ってもらおうという動きで、こうした動きが昨今活発化しているのです。
もっともこうした動きは、
「アタマからNo!と言ってウラでこそこそ違法行為をやられるよりは、最初からコンテンツの使用許可を与えて、その分収益をあげようではないか。」
という思いからきているようです。
このように、言わば苦肉の策として始まったライセンスの使用許可ビジネスですが、一方では、今まで思いも寄らなかった商品でのキャラクター展開もみられるようになった。という側面もあり、今後の新たなキャラクタービジネスの道筋も見えてきています。
いま展開されているキャラクタービジネスというのは、実はまだまだほんの一部に過ぎないのかもしれません。
キャラクタービジネスの秘める可能性というのはもっと市場が大きいものだと思っています。
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