キャラクター専門家

「ライセンシング・アジア2009」で出会ったキャラクターたちのご紹介第4弾です。
今回は「ドウタクくん」です。

「ドウタクくん」は滋賀県野洲市のキャラクターで、野洲市で日本最大の銅鐸（どうたく）が出土したことにちなんで作られたキャラクターです。
滋賀県のキャラクターと言えば、今や「ひこにゃん」が代名詞的な存在となっていますが、この「ドウタクくん」は、その誕生が1988年で、いわゆる昨今の「ゆるキャラ」ブームで作られたキャラクターと違い、”由緒ある”キャラクターと言えます。
全国的にはその存在は地味だったかもしれませんが、誕生した目的である「銅鐸のイメージをもっと身近なものにする」ということに関しては、立派にその目的を果たしているキャラクターです。
「ドウタクくん」の公式サイト（であろう）野洲市観光物産協会のサイトもホームページビルダーで作ってあるなど、とても手作り感があり、真面目な姿勢が見受けられます。
今、滋賀県は（と言うより、彦根市は、かもしれませんが）「ゆるキャラの聖地」として盛んに盛り上がっていますから、そういう意味で、滋賀県のキャラクターの元祖とも言える「ドウタクくん」を今後見かける機会が多くなるかもしれませんから、覚えておくと良いと思いますよ。
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