キャラクター専門家

「ライセンシング・アジア2009」で出会ったキャラクターたちのご紹介もいよいよ最終回（第10弾）となりました。
今回は『グリーンサンタ』です。

いよいよクリスマスまで１ヶ月を切り、街はいたるところでクリスマスモードとなっています。
そのクリスマスを象徴する存在と言えば、やはりサンタクロースでしょう。
その起源は、4世紀頃の東ローマ帝国の伝説だというのですから、サンタクロースこそ、世界で最古の、そして世界で一番有名なキャラクターと言えます。
このサンタクロースは、ご存じのとおり赤い衣装を着ていますが、この『グリーンサンタ』は、その名のとおり緑色の衣装を身にまとっています。
しかし『グリーンサンタ』の存在意義は、本家のサンタクロースとは大きく異なっています。
『グリーンサンタ』の「グリーン」は森の色を表し、自然の大切さを伝えており、環境先進国であるデンマーク出身の環境親善大使として活動しているのです。
環境を大切にしないと、モミの木やトナカイが減ったり、クリスマスに雪が降らなくなってしまい、それに危機感を抱いて世界中を訪れているというのです。
日本には2002年以降、毎年訪れており、2005年には、愛知万博（愛・地球博）のキャラクターで、今は『グリーンサンタ』と同様、自然保護を訴えている『モリゾー＆キッコロ』との２ショット（３ショットか）も果たしています。
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