ドナルド・ダック(Donald Duck)が先日(6月9日)75回目の誕生日を迎えました。
(ディズニーキャラクターは○歳と言うのではなく、○回目の誕生日と言うのが慣例となっています。)
ディズニーキャラクターには、ミッキー・マウスをはじめ、ミニー・マウス、グーフィー、プルートなど数多く居ますが、そうした中でもドナルド・ダックの人気はミッキー・マウスにひけをとらないくらいのものがあります。
(面白いことに、アメリカではミッキー・マウスが最も人気があるのですが、ヨーロッパ(特になぜかドイツ)では、ドナルド・ダックが圧倒的に人気が高いのです。)
ドナルド・ダックは、
1.人気者で良い子のミッキー・マウスに対して、引き立て役として小気味よいキャラクターとして設定された。
2.怒りっぽい
3.一方で辛抱強い
4.しゃべりが聞き取れない(聞き取りにくい)
5.75年の間に、100以上の職業に就こうとしたが、その全てで失敗し、お金がなくて、次から次に不運に見舞われる。
6.しかし、どんなに挫折し、どんなに恥をかいても常に前向きである。
といったキャラクターで、こうした前向きな姿勢が、数多くの人々に愛される所以となっています。
ディズニーのウェブサイトでは
「彼は負け犬だが、一度始めると投げ出すことはない。闘い続ける」
と、ドナルド・ダックの性格が説明されています。
1934年6月9日に『かしこいメンドリ(Little Wise Hen)』でスクリーンデビューを飾ったドナルド・ダックは、ミッキー・マウスよりも多い、128本の映画に出演しており、ハリウッドの殿堂「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)」入りも果たし、グローマンズ・チャイニーズ・シアター(Grauman’s Chinese Theatre)近くの歩道には、ハリウッドスターと並んで水かきのついた足形も刻まれています。
75歳を迎えて、だんだんと落ち着いてきた・・・なんてことはこれっぽっちもないようですね(笑)