先日、2012年に岐阜で行われる国民体育大会のキャラクター『ミナモ』についてご紹介しました。
今年の大分国体のキャラクターは『めじろん』で、これも以前こちらでご紹介しました。
なぜ各自治体は、国体にいちいちキャラクターを作るようになったのか?
それは様々な理由があり、ここではそれら全てについての詳細は書きませんが、
そのキャラクターが人気/話題になって、それによって、各々の国体の宣伝になれば。
という思惑があるのは確かです。
事実、2006年の『のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会』のキャラクターは『はばタン』でしたが、
確かによくメディアに取り上げられていました。
(もっともこの写真のように、”超”人気者となった『ひこにゃん』との2ショットするなど、
話題として取り上げてもらえるような戦略は必要なのですが)
キャラクターは、作り出すのも労力が要りますが、
作ればそれでOK、ではありません。
むしろその後の戦略が重要なのです。
最近は逆に、何かのイベント事の時はもちろん、
シンボルとしてもすぐにキャラクターが作られる風潮になっています。
たとえば、先ほどの戦略を考える際のキーワードのひとつとして
“差別化”がありますが、こういった独自色がうてるかどうかが、
今後のキャラクタービジネスにとっての重要ポイントとなるのです。