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コロナ禍の「中の人」たち

●コロナ禍の「中の人」たち

キャラクター評論家「ろばと でにろう」です

今年は新型コロナウイルス感染拡大により、ビジネスや生活様式が一変してしまいました。

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新型コロナウイルスは、様々な方面で、様々な人々に影響を及ぼしています。
ビジネス面では、外食業界、旅行関連業界、それに各種イベント業界が特に打撃を受けています。

とりわけイベント関連は、現在のところ「Go To トラベル」とか「Go to Eat」といったような支援策も打たれていない状況です。
それはすなわち、イベント会社や、イベント業関連に従事している方々が切羽詰まっているということを意味します。

たとえば、東京ディズニーリゾート
新型コロナウイルス感染拡大により、営業中止を余儀なくされていましたが、7月から再開しました。
しかし入場制限をしたり、イベントを延期・中止したりと、規制をしての営業となっています。

さらに、東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドは、2021年3月まで大規模なパレードやショーを実施しないと発表しました。

東京ディズニーリゾートのパレード
実物大動くガンダムの本体が完成

こんな中、東京ディズニーリゾートに出演している人たちは、先月オリエンタルランドから3つの選択肢を提示されました。それは、
1.支援金80万円をもらって、9月末で退職する。
2.契約期間終了まで月40時間程度働く。
3.アルバイトとして再入社し、時給930円で窓口業務などを行う。
で、いづれかを選んでくださいというものでした。(東京ディズニーリゾートに出演しているダンサーの場合、なのはなユニオンによる)

これは、会社側からすれば、出演者に場が提供できない、つまり充分な報酬を与えることができないから、その代替え案という意味合いでの提示なのですが、出演者からすれば、ディズニーランドで演じたいからこれまでやってきているのであって、どれも納得いくものではない。というものになっています。

お互いの言い分はわかりますが、全ての人が納得できるものは難しいと思われます。

新型コロナウイルスによる解雇は、9月25日時点で60,923人です(厚生労働省による)
まだまだ終息の気配が見えない新型コロナウイルスによって、エンタメは今、かつてない困難と向き合っているのです。

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キャラクター評論家 ろばと でにろう

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