このところ日中は汗ばむくらいの気温となってきました。
今年も夏は暑さが厳しいのでしょうかね。
ところで日本での最高気温と言えば、2007年8月16日14時20分に岐阜県多治見市、同日14時42分に埼玉県熊谷市で記録した40.9℃ですが、そのうち多治見市には、その日本最高気温を記念して(!)誕生したご当地マスコットキャラクターが居ます。
そのマスコットキャラクターは『うながっぱ』と言います。
多治見市の名物である”ウナギ”と同市に伝説が残る”河童”を合わせ、漫画家のやなせたかしさんによってデザインされました。
『アンパンマン』の生みの親として知られるやなせたかしさんを起用している点からしても多治見市のチカラの入れようというのがわかりますが、さらに市民で盛り上げようと、今度は公式ソング「うながっぱパッパソング」のCDを完成させ、先ごろそのお披露目が行われました。
“日本で一番気温が高い町”という、ややもすれば敬遠される、マイナス要因ともなり得る事柄をも”ウリ”に変えてしまう。
こういった視点が、昨今の景気低迷を打破するひとつのヒントと言えるのではないでしょうか。