●東京ヤクルトスワローズの人気マスコット「つば九郎」を支えてきたスタッフの方がお亡くなりになりました
キャラクター評論家「ろばと でにろう」です
東京ヤクルトスワローズの人気マスコット「つば九郎」を支えてきたスタッフの方がお亡くなりになりました
ご冥福をお祈りいたします
(C)2015 – 2025 Tokyo Yakult Swallows Baseball Club.
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2025年2月19日、プロ野球の東京ヤクルトスワローズは、長年にわたり球団マスコット「つば九郎」を支えてきた社員スタッフの逝去を発表しました
突然の訃報は、球界関係者のみならず、多くのファンに深い悲しみをもたらしています
東京ヤクルトスワローズの人気マスコット「つば九郎」
(C)2015 – 2025 Tokyo Yakult Swallows Baseball Club.
つば九郎は、1994年のデビュー以来、独特のキャラクターでファンを魅了してきました
神宮球場での「空中くるりんぱ」や、フリップボードを使ったユーモアあふれるジョークは、つば九郎ならではのスタイルとして確立され多くの人々に愛されてきました
その背景には、亡くなられたスタッフの存在がありました
球団の発表にもあるように、彼はつば九郎を球団マスコットとして育て上げました
その功績は計り知れません
つば九郎の活動はしばらく休止となりますが、彼の遺志は、きっと後輩たちに引き継がれていくことでしょう
つば九郎の魅力は、単なるマスコットキャラクターという枠を超え、まるで人のような親しみやすさにありました
それは、言葉を発することができない代わりに、フリップボードを巧みに使い、時事ネタや毒のあるジョークを披露するスタイルに表れています
可愛らしい外見とのギャップもまた、つば九郎の人気の秘密でした
多くのマスコットキャラクターが存在する中で、つば九郎が特別な存在として愛されてきたのは、”中の人”の存在を感じさせる、人間味あふれる表現があったからに他なりません
欧米のキャラクターは、ミッキーマウスのように、あくまで「キャラクター」として独立した存在であり、”中の人”の存在を感じさせないのが一般的です
しかし、つば九郎のようなキャラクターは”中の人”の存在が不可欠であり、これは日本の文化とも言えるでしょう
今回の訃報を受け、現在東京ヤクルトスワローズがキャンプ中の沖縄・浦添の敷地内の「つば九郎神社」には多くの供え物が届けられています
これは、亡くなられたスタッフへの感謝と哀悼の意を示すものであり、つば九郎が多くの人々に愛されている証拠に他なりません
プロ野球を取り巻く環境が変化する中、マスコットキャラクターは、ファンを楽しませるだけでなく、新たなファン層を開拓する重要な役割を担っています
つば九郎の活躍は、マスコットキャラクターの可能性を広げただけでなく、”中の人”文化の価値を改めて認識させてくれました
それにしても、つば九郎はその芸風(?)、見た目、挙動から、唯一無二の存在で球団の垣根を越えて愛された存在だったのは事実ですが、今回の、マスコットの中の人の死去が報道され、そしてここまで悲しまれたと言う事象は初めて見るものでその点はとても驚きを感じています
亡くなられた「つば九郎」を支えてきたスタッフの方のご冥福をお祈りいたします
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キャラクター評論家 ろばと でにろう
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