プロ野球阪神タイガースが1985年に優勝した際に、ファンに担ぎ出されて大阪・ミナミの道頓堀川に放り込まれ、今年3月、24年ぶりに同川で発見された日本ケンタッキー・フライド・チキンのカーネル・サンダース人形が、先日補修が完了し、大阪市住吉区の住吉大社にてお祓いも受けて無事に復活しました。
神事に参列する道頓堀川で発見された『おかえり!カーネル』人形
道頓堀川に放り込まれて以来、阪神タイガースの低迷が続いたのは、
このカーネル・サンダース人形が呪っているからだという、いわゆる『カーネルの呪い』も、これで解けるだろうという思惑なわけです。
この発見されたカーネル・サンダース人形は、日本ケンタッキー・フライド・チキンの各店頭のカーネル人形と区別するため、『おかえり!カーネル』人形と名づけられています。
この『おかえり!カーネル』人形は、補修に2ヶ月かけ、しかもそれを手がけたのは世界遺産の修復にも携わるNPO法人「文化財保存支援機構」で、四半世紀近く川底で過ごし、わざわざ発見時の風合いを残すため、塗り直しなどもしないなど、随分”こだわり”が入った人形となっています。
これだけの手間をかけたのですから、ただではすみません(^^)
8月にも大阪や甲子園球場での一般公開が検討されています。
しっかりと話題作りをして集客(=商売)に利用するというわけです。
それにしても、『カーネルの呪い』は解けた筈なのに、今年の阪神タイガースは調子が悪いですね(笑)