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エヴァンゲリオン市場は不況知らず!

6月27日より『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が公開されているのにちなんで、今、日本テレビはエヴァンゲリオンにチカラを入れている、というのは先日お話しました。

今夜の金曜ロードショーは、2007年に公開された劇場版アニメ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』をオンエアしますしね。

しかし、このエヴァンゲリオン人気にあやかろうというのは、何も日テレだけではありません。エヴァンゲリオンとタイアップした商品やキャンペーンを仕掛けている企業は他にもあります。

たとえばUCC上島珈琲の「UCC COFFEE ミルク&コーヒーヱヴァンゲリヲン缶250g-2009年度バージョン-(ヱヴァ缶)」、NTTドコモの「SH- 06A NERV(ヱヴァ携帯)」、ローソンの「ヱヴァンゲリヲンキャンペーン」、パチンコの「CR新世紀エヴァンゲリオン最後のシ者」、箱根町の「ヱヴァンゲリヲン箱根補完マップ(ヱヴァ観光マップ)」などなど・・・
(箱根町はエヴァンゲリオンの舞台となった町です。)

エヴァンゲリオンとUCC

そして恐ろしいことに、そのどれもが爆発的な売れ行きを記録しています。
ヱヴァ缶は600万本を出荷、ヱヴァ携帯はドコモショップでの2万台先行予約がわずか5時間ほどで終了。

これを見て、エヴァンゲリオンにすがりたいという企業はまだまだ増える見込みのようです。
(ちなみに、元々は”エヴァンゲリオン”は、従来のアニメおよび第1作目の劇場版の表記。2007年の新劇場版から”ヱヴァンゲリヲン”に変更ということです)

当初は男性ファン(しかも、”マニア”が多かった)の指示を受けていたものでしたが、最近は前作『新世紀ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の動員客の4割が女性だったように、女性ファンが増えていることが、エヴァンゲリオンの人気に拍車をかけているようです。

箱根町の観光協会やキャンペーンを展開しているローソンでは、半数が女性だと言っています。