●2020年の東京オリンピック・パラリンピックのマスコットキャラクターの最終候補3案が発表されました
キャラクター評論家「ろばと でにろう」です
2020年に開催される、東京オリンピック・パラリンピックのマスコットキャラクターの最終候補3案が発表されました
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最終候補3案は、「ア」「イ」「ウ」の3つに分けられており、マスコットのキャラクター設定は次の通りとなっています。
【「ア」案】
オリンピックマスコットは、「伝統と近未来が一つになった温故知新なキャラクター。伝統を大切にしながら、つねに最新情報をキャッチしている。正義感が強く運動神経バツグンで、どんな場所にも瞬間移動できる。伝統の市松模様と近未来的な世界観から生まれた。」
パラリンピックマスコットは、「桜の触角と超能力を持つクールなキャラクター。いつもは物静かなのに、いざとなるとパワフル。強い信念と自然を愛する優しさがあり、石や風と話したり、見るだけで物を動かしたりできる。市松模様と桜を力強く表現して生まれた。」
この2体は、性格は正反対ですが、お互いを認め合い、大の仲良し。おもてなしの精神で、みんなを応援するためにベストを尽くします。
【「イ」案】
オリンピックマスコットは、「日本を暖める炎と大地から生まれたキャラクター。足が速く、いつも駆け回っているけれど、縁側でお昼寝するのも大好き。お祭りの活気を伝え、炎の尻尾で人々に元気を与える。福を呼ぶ招き猫や神社のキツネをモデルに生まれた。」
パラリンピックマスコットは、「日本に四季を呼ぶ風と空から生まれたキャラクター。雲のたてがみは春風を送り、枯れ木に花を咲かせることも。軽い身体(からだ)で大空を飛びながら、四季の魅力を伝えている。神社の守り神であるこま犬をモデルに生まれた。」
この2体は、生まれや見た目、性格は違うけど、ふたりは大親友であり、良きライバル。日本の大地や大空を舞台に競い合い、お互いを高め合っています。
【「ウ」案】
オリンピックマスコットは、「日本昔話の世界から飛び出してきたキツネのキャラクター。すばしっこくて、スポーツ万能。人なつっこい性格でリーダータイプ。風の精霊と一緒に、みんなを応援します。キツネに日本古来の勾玉(まがたま)を組み合わせて生まれた。」
パラリンピックマスコットは、「頭の上の葉っぱを使い、自由に変身するタヌキのキャラクター。おっとりしているのに、運動神経が良く、まわりを楽しませるムードメーカーです。森の精霊と一緒に、みんなを盛り上げます。日本古来の化けるタヌキから生まれた。」
この2体は、おめでたい紅白カラーに金の水引を背負ったキツネとタヌキ。仲が良く、お互いの得意分野を理解し、いつも励ましあっています。
東京オリンピックパラリンピックに関しては以前、デザイナー佐野研二郎氏の盗作疑惑により、大会エンブレムが変更になったと言う大問題があったこともあり、いろんな意味でマスコットキャラクターに関しても注目が高まっていますが、今回の最終候補6作品は、いずれも一般から応募された2,042件の中から選出されたもので、「作者から提出された制作プロセスのエビデンスから作品がオリジナルで創作されたものであることを確認したうえで、商標・意匠調査が問題なく完了した作品」(委員会の発表による)だそうです。
とはいえ、「イ」のオリンピックマスコットは、刀剣乱舞(とうらぶ)のマスコットキャラクターのこんのすけに、「ウ」のパラリンピックマスコットは、ポンタカードのポンタに、見えなくはないですよね(笑)
マスコットは、2017年12月11日から2018年2月22日までの間、全国の小学生のクラス単位による投票が行われ、最多得票を獲得した作品がマスコットとして来年2月28日に決定されます。(名前は専門家が決め、来年7~8月に発表される予定)
2020年東京オリンピックパラリンピックマスコットキャラクター最終候補3案紹介動画
ちなみに、共同通信社が11日の投票前に、全国の都道府県の小学1〜6年生の男女50人ずつに行なった調査によると、最も気に入った作品は、「ア」が45人、「ウ」が29人、「イ」が26人と、「ア」の市松模様が一歩リードしているようですよ
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キャラクター評論家 ろばと でにろう
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