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『ゆるキャラ』ビジネスのお話

タレントのカンニング竹山さんが先日、ラジオでキャラクター(ゆるキャラ)について、とても興味深いお話をされていました。
主旨は、
「今はいろんなところで、その地域の特色を生かしたキャラクター、いわゆる『ゆるキャラ』がいるが、そうしたキャラクターや彼らの活動を、地元の人はバカにするのではなく、もっと(地元のキャラクターを)大事にする(応援する)べきではないか。」
というものでした。
『ゆるキャラ』界のスターと言えば、『ひこにゃん』や『せんとくん』が思い出されますが、こうした有名なキャラクターは、芸能界で「スター」と言われているタレントと同じなのである。(確かに『ひこにゃん』のスケジュールは、なかなか空きがないくらい、売れっ子なのです。)
そうした「スター」なキャラクターは、莫大な金(かね)を生み、それが結局、その地元を潤すことになる。
確かに『ひこにゃん』は、2007年には、年間17億円のグッズ販売額をあげました。
だから、もっと地元の方は、地元のキャラクターを応援した方が良いのではないかと言うのです。
ただ、そうしたキャラクターを誕生させても、当然のことながら、皆が皆「スター」なキャラクターになれるわけではなく(むしろ「スター」になれない方が圧倒的)、例えば、地方自治体がキャラクターを作って活動するということは、当然ながら予算を使って投資されているわけで、それは即ち結果を出せ、つまり『スター(キャラクター)にさせろ』と言われているわけで、それが各地域のキャラクター担当の方(広報、マネージャーといった方)にとって、とてもプレッシャーになっているというのです。
キャラクター ~とりわけ地方自治体が先導して作られたキャラクター~ に対して、その地域に住む住民は得てして無関心であったり、バカにしていたりする事が多いのですが、最終的には自分たちのためになることだということに気づいて、たとえば疲弊していると一部で課題になっている、キャラクターのイベント活動などに、率先して関わっていくことが大切ではないかと思います。
カンニング竹山さんのお話の中で出てきたキャラクター
・しろまるひめ
わん丸君
ひこにゃん
せんとくん
・まつもと嬢
唐ワンくん
あら坊
やなな
エキベー954
ブーブ
地デジカ