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ゆるキャラグランプリ2018で話題になっている組織票について

●ゆるキャラグランプリ2018で話題になっている組織票について

キャラクター評論家「ろばと でにろう」です

2018年のゆるキャラグランプリは、11月17,18日に東大阪市で開催されます。
今年はどのゆるキャラが1位を獲得するのでしょうか?

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ところで今回は、組織票による投票がこれまでになく問題視されていますね。

この問題については先日、NHKでも「クローズアップ現代」で取り上げられました。
NHK「クローズアップ現代」ゆるキャラブームに異変!人気投票に”組織票”が...
2018.11.15放送 NHK「クローズアップ現代」ゆるキャラブームに異変!人気投票に”組織票”が…

つまり、順位が純粋に応援した結果の人気投票順ではなく、いわゆる「やらせ」で決まってしまい、不公平ではないかというのです。

↓↓↓(2018.11.18追記)↓↓↓

この騒ぎを受けてか、大会結果は組織票を動員しているであろうと言われていた、大会当日前の暫定順位1,2位の「こにゅうどうくん」と「ジャー坊」の得票が削減され、3位のカパルくんが”繰り上がって”優勝となりました。

ゆるキャラグランプリ2018、左から3位のこにゅうどうくん、1位のカパルくん、2位のジャー坊
ゆるキャラグランプリ2018、左から3位のこにゅうどうくん、1位のカパルくん、2位のジャー坊

↑↑↑(2018.11.18追記)↑↑↑

今回の組織票問題。
大量組織票が見込める所が勝ってしまい不公平だとか、本来の人気投票と趣旨が異なってしまうということで問題視されました。

その気持ちはよくわかるのですが、ゆるキャラグランプリに限らず一般的に人気投票って、勝たせたい一心で組織票が動員されるというのは自然の理なわけで、これを規制しようと言うのはどだい無理な話なわけです。

そうなると、大きな後ろ盾がない所は勝てなくて公正ではないという思いは理解できますが、
ネットにしろ会場での直接投票にしろ、無記名投票である以上、同一人による複数投票は容易であり、
大規模なバックアップ体制で大会に臨んでいる所があれば、その時点で、そうでない所が勝つというのは難しくなるというのはやむを得ません。

同一人による複数投票を除こうとするのであれば、たとえば、運転免許証や保険証といった、個人が特定できるものとメールアドレスをひとつだけ連携させて投票させるといったことが必要になってくるわけですが、果たしてそういった手間とコストをかけてまでやるのか?というわけです。

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キャラクター評論家 ろばと でにろう

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