0

「ゆるキャラ」という言葉の語感と、ゆるキャラと言われている各地のキャラクターの出来栄えに最近違和感を感じてます。

「ゆるキャラ」という言葉は既に定着したと言って差し支えないですよね。
しかし、その意味は?となると、正確にはなかなか言えません。
なんとなくといったイメージしかありません。
ワシは、「ゆるキャラ」というのは、
“国や地方の自治体、および公共の団体等が、その象徴として作成したマスコットキャラクターを指すもの”
という認識でいます。
正式な意味などは、コチラを参照してください
まぁ、とり方はいろいろありますが、その際、必須となってくるであろうと思われるのは、「着ぐるみ」です。
その、ゆるキャラと言われる全国のキャラクター達の着ぐるみ姿を見ると、それはもう、実にしっかりとした姿をしています。
テレビで人気を得たヒーローものの、特に初期の頃の着ぐるみの方が、余程お粗末なモノが多かったです。(もちろん時代背景が違うので、一概に比べるのは乱暴なのですが)
当初からワシは、「ゆるキャラ」という言葉と、ゆるキャラと言われるキャラクター達の着ぐるみの完成度に対して、少々のギャップがあったのですが、「今の時代は、(着ぐるみのレベルは)これくらいが当たり前なのかも?」と、最近は納得していました。
が、こんなキャラクターを見せられたら、やはり「ゆるキャラ」という言葉と、現在、世間一般で言われている、ゆるキャラと言われるキャラクター達(ややこしいですが)にちょっとギャップを感じています。
日南市北郷町の「森林くん」
日南市北郷町の「森林くん」は、上下ジャージ姿
日南市北郷町の「セラピーちゃん」
同じく日南市北郷町の「セラピーちゃん」は、布をまとっているだけ(?)
この2体に、岐阜の「やなな」のようなキャラクターこそ、本当に「ゆるキャラ」という言葉が似合うと思いませんか?
頭が段ボールな岐阜の「やなな」
頭が段ボールな岐阜の「やなな」
「ひこにゃん」に代表される、全国各地の多くのゆるキャラと言われるキャラクターは、「ゆるキャラ」という言葉が本来持っている語感より、既に一段ステージが上がっているような気がします。
ひとことで言えば、ゆるキャラと言われているキャラクターの多くは、既に完成度が高いと思うのですが、アナタはどう思いますか?