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別府三太郎に見る、キャラクターは必ずしも「かわいい」「ゆるい」でなくて良い

日本には各地にタワーがありますよね。
その内、故内藤多仲氏が設計したタワーで「タワー6兄弟」と呼ばれているものがあります(知りませんでした)。
名古屋テレビ塔、通天閣、別府テレビ塔(現別府タワー)、札幌テレビ塔、東京タワー、博多タワー(現博多ポートタワー)を指して言うそうです。
その三男(?)である、大分県別府市北浜の別府タワーには、タワーのイメージキャラクターである『別府三太郎』が居ます。
別府三太郎
見てのとおり、おっさんキャラです(笑)
『別府三太郎』は、別府タワーと同世代の53歳(別府タワーは1957年5月完成)で、仕事が終わると元気が出るタイプ。赤いネクタイと寝癖が特徴。肩凝りのため温泉(もちろん別府温泉)通いという設定です。
それにしても、こうした『別府三太郎』のようなキャラクターを見ると、キャラクターというのは、何もカワイらしくなければいけないとか、ゆるくなければいけないとか、癒してくれるものでなければならない、という決まりはないというのがよくわかります。
“キャラクター”なのだから、”個性”があればいいわけなのです。
もっとも、こうした中年のおっさんキャラを見て、カワイイとか癒されると思う人がいれば、そのキャラクターはその人にとっての可愛らしいゆるキャラとなるのですがね(笑)。
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