昨日、直江兼続が新潟県の名産であるコシヒカリのパッケージのイラストに採用された話題をとりあげましたが、戦国武将をマスコットキャラクター化して、地域町おこしに活用する手法というのは他でも多く見られます。(直江兼続でも、直江兼続ゆかりの山形県米沢市に『かねたん』という直江兼続のマスコットキャラクターが居ます。)
たとえば、富山県高岡市。
ここは、1609年に加賀藩二代藩主、前田利長が町を開いてから今年(2009年)で丁度400年ということで、平成21年を「高岡開町400年」一色に染めあげ、新たなまちの発展を期して、開町400年記念事業を行っています。
そして、高岡開町四百年記念イベントのマスコットキャラクターとして、前田利長公にちなんだ『利長くん』を作成し、その着ぐるみやキャラクター商品で高岡をPRしているのです。
「開町400年記念事業」は、9月を中心に様々なイベントを企画していますが、『利長くん』の週末のスケジュールは、県外出張などもあって、すでにいっぱいだそうです。
平成21年は、直江兼続ばかりでなく、前田利長の戦略にも要注目、といったところでしょうか。