●新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ゴルゴ13が連載52年にして初の休載
キャラクター評論家「ろばと でにろう」です
1968年11月発売の「ビッグコミック」で連載がスタートし、今年(2020年)で52年を迎えた「ゴルゴ13」
これだけの長期連載ということ自体がすでに偉業なわけですが、その偉業をさらに高めていたもののひとつに、この間1度も休載することがなかったことがあげられます。
「ゴルゴ13」(C)さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館
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そのゴルゴ13が、連載52年にして、初の休載を余儀なくされました。
理由は、新型コロナウィルス感染拡大の状況を受けてとのことです。
「ゴルゴ13」(C)さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館
ゴルゴ13の劇画制作は、10名を超えるスタッフによる分業体制で行なっているが、長時間にわたり密集した環境で、原稿用紙に直接執筆を行う現場のため、これでは新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための三密(密閉、密集、密接)を避けることは困難な状況であると判断しての決断ということだそうです。
休載にはなりましたが、さいとう先生をはじめとしたスタッフのみなさんの中に、コロナウィルスに感染した方が居ての休載ではないことは幸いです。
ワンピースの尾田栄一郎先生も現場の大変さを訴えていましたが、漫画コミックやアニメの制作現場は未だにアナログの世界で、人が集まっての作業が避けられない仕事場です。
今回、新型コロナウィルスでは、多くの犠牲を出したり、自制を強いられましたが、一方で旧態依然としたものを課題として浮かび上がらせてくれました。
新型コロナウィルスによって、働き方改革や教育改革、とりわけインフラ整備が進んで物事のIT化が加速していくことを望みます。
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キャラクター評論家 ろばと でにろう
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