アリナミン製薬の新しい睡眠改善薬「ロゼレムⓇS」のイメージキャラクターにムーミンが起用されています
キャラクター戦略アドバイザー「ろばと でにろう」です
2026年9月3日の「睡眠の日」に、アリナミン製薬の新しい睡眠改善薬「ロゼレムⓇS」のイメージキャラクターにムーミンが起用されると発表がありました
ロゼレムSとは何か
ロゼレムSは、医療用と同成分・同量のラメルテオン8mgを配合した市販薬初の睡眠改善薬で、体内時計を整えて自然な眠りへ導く新しいタイプの薬剤です
一時的な不眠の寝つきの悪さの緩和に効果を発揮する医療用医薬品からのスイッチOTCとして、2026年7月28日に発売されました
新TVCM「体内時計を整えて、良い入眠」篇は2026年10月1日より全国放映が開始されています
発表会ではムーミンとスペシャルゲストの若槻千夏さんが「入眠力クイズ」に挑戦するなど、睡眠について楽しく考えるイベントとなりました
なぜムーミンなのか
ムーミンの起用には深い必然性があると考えています
ムーミンの世界は、ムーミン谷という自然に囲まれた穏やかな場所を舞台に、のんびりと流れる時間の中でキャラクターたちが暮らしています
そこには都会的な喧騒もなく、デジタルの刺激もない
夜が来れば眠り、朝が来れば目を覚ます──そのシンプルで健やかなリズムこそが、「体内時計を整える」というロゼレムSのコンセプトと見事に重なります
「ロゼレムⓇSが大切にする想いと、ムーミンのやさしい世界観を重ねながら」というCM制作背景の言葉は、このコラボの本質を的確に表しています
あ、あと睡眠導入の「入眠(にゅうみん)」と「ムーミン」のダジャレもあるのでしょう
日本とムーミンの特別な絆
実はムーミンと日本の関係は世界的に見ても特別なものがあります
アニメーションとしては、日本で作られた『ムーミン』が世界初です
1969年と1972年からの二期にわたってフジテレビ系で放送された「昭和ムーミン」は、今でもテレビのバラエティ番組でムーミンが紹介されるとき「ねえ、ムーミン」という歌が流れることが多く、幅広い世代から親しまれてきました
その後1990年には、原作者トーベ・ヤンソン本人が携わったアニメ『楽しいムーミン一家』がテレビ東京系で放送され、世界120カ国以上で繰り返し放映されてムーミン人気が定着する大きなきっかけとなりました
またテーマパークについては、ムーミンの故郷フィンランドのムーミンワールドに次いで、日本の埼玉県飯能市にある「ムーミンバレーパーク」が本国以外で唯一のテーマパークとして存在しています
アニメ発祥の地として、そしてテーマパーク展開においても、日本はムーミンにとってフィンランドに並ぶ「第二の故郷」と言っても過言ではありません
キャラクター専門家として見るこのコラボの意義
「睡眠」という商品カテゴリーにムーミンを起用することの妙は、ターゲット層の広さにあります
「昭和ムーミン」から「平成アニメ」「令和アニメ」まで、世代を超えてムーミンは愛され続けてきました
ロゼレムSの主要ターゲットである30〜60代が、それぞれの世代のムーミンとの思い出を持っているというわけです
「眠れない夜」に、ムーミンのあの穏やかな世界を思い浮かべる
その連想がスッと自然に成立する──これがキャラクターとプロダクトの世界観が完全に一致した理想のコラボレーションです
ムーミン谷に流れるゆったりとした時間が、体内時計を整えてくれるかもしれません
